脳卒中|ひろせ脳神経外科・頭痛クリニック|長崎県佐世保市湊町|佐世保中央駅徒歩5分

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脳卒中

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脳卒中

脳卒中とは、脳の血管が急に詰まったり、破れたりして様々な症状(意識障害・言語障害・半身麻痺など)を起こす病気の総称です。下記の通り、脳の血管が詰まって起こる脳梗塞、脳の内部に出血が起こる脳出血、脳動脈瘤が破裂することが主な原因となって脳の表面であるクモ膜下腔に出血が起こるクモ膜下出血がその代表です。脳卒中は、日本人の3大死因の一つであり、国民病とも言うべき疾患です。入院して治療を受けている方は、「がん」の1.5倍、心臓病の3.5倍にも上ります。脳卒中でお亡くなりになる方は減っているにもかかわらず、入院治療を余儀なくされている方が多いのは、ひとたび脳卒中になってしまうと、後遺症により社会復帰が難しいばかりでなく、重症であれば家庭生活すら難しく、本人のみならず家族の負担も極めて重い病気です。また、「寝たきり」の最も多い原因です。脳卒中にならないための予防が最も大切と言えます。

脳梗塞

脳の血管が詰まる原因から、心原性脳塞栓症、アテローム血栓性脳梗塞、ラクナ梗塞、その他の脳梗塞という臨床病型に分類されます。脳卒中発症に大きく関わる危険因子として、高血圧、脂質代謝異常、糖代謝異常、非弁膜症性心房細動などが重要ですが、遺伝的要因もあります。体質も含め高血圧、脂質代謝異常や糖代謝異常になりやすいといった遺伝的要因に、暴飲暴食や過食などの生活習慣の悪化、ストレスなどが加わってきて危険因子が形成されていきます。その中でも圧倒的に多い因子が高血圧です。脳卒中の病型と影響する危険因子との関わりは、脳卒中の病型により異なります。脳卒中の中で、高血圧の関与が大きい病型は、脳出血とラクナ梗塞です。一方で、アテローム血栓性脳梗塞は、高血圧だけではなく、糖代謝異常や脂質代謝異常などが合わさって影響しています。心原性脳塞栓症の場合は、非弁膜症性心房細動が最も多い危険因子になります。早期診断と早期治療が極めて重要で、病気になって数時間以内に適切な治療(点滴による血栓溶解療法やカテーテルによる血栓回収療法)が出来れば社会復帰も夢ではありません。

脳出血

脳出血とは、高血圧などが原因で脳内にある細い動脈が破れて起こる病気です。出血が起こる場所によって被殻出血、視床出血、脳幹出血、小脳出血、皮質下出血に分類されます。特に皮質下出血では脳血管の老化であるアミロイド脳血管症と関係が深いと言われています。出血量が比較的に少なければ降圧薬や抗浮腫薬による薬物療法が、出血量が多ければ外科的治療が行われます。外科的治療では内視鏡による血腫除去術が普及してきています。救命が必要な場合は開頭手術が選択されます。予防のためには血圧の管理が何より大切です。

クモ膜下出血

脳は3層の膜によって守られています。外側から、硬膜・クモ膜・軟膜です。このうち、クモ膜と軟膜の間にあるクモ膜下腔という隙間において、動脈が破裂し、血液が急激にクモ膜下腔に流入した状態のことをクモ膜下出血と言います。クモ膜下出血は脳卒中の中でも死亡率が高く、重症な病態といえます。特徴的な症状として突然起こる激しい頭痛があります。原因として最も多いのが脳動脈瘤の破裂によるもので、全体の80%以上を占めています。治療法には手術で脳動脈瘤の根元をクリップで止めるクリッピング術やカテーテルで動脈瘤の中にコイルを詰め込んで再破裂を防ぐコイル塞栓術があります。原因として脳動脈瘤破裂の次に多いのは脳動静脈奇形という脳血管異常からの出血で、全体の10%弱程度です。クモ膜下出血を発症する前に脳血管の異常に気付くことが大切であり脳ドックの受診をお勧めします。